雰囲気や業態から選ぶ

オフィスのBGMの選び方|作業中に流す曲と音量、従業員向けなら使用料が免除される条件

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オフィスの総務担当
社内が静かすぎて話しにくいという声があり、オフィスでBGMを流そうと考えています。
編集部
歌のない曲を小さめの音量で流すのが基本です。従業員向けならJASRACの使用料が免除される条件もあるので、あわせて見ていきましょう。

オフィスのBGMでは、歌のないピアノやクラシック、Lo-Fiの曲がよく選ばれます。 各社の解説でも、作業中は歌詞のない曲を、会話や電話のじゃまにならない音量で流す考え方が示されています。

手続きの面では、事務所などで主に従業員だけに聞かせる利用は、JASRACの使用料規程で当分の間、使用料が免除されています。 ただし、免除されるのはJASRACの使用料で、SpotifyやYouTubeのような個人向けサービスを流してよいことにはなりません。

オフィス向けのプレイリスト

各社のサービスで流せる、オフィス向けのチャンネルやプレイリストの例です。

オフィス向けのチャンネルとプレイリスト
サービスチャンネル名、プレイリスト名の例月額(税込)
BGM Pro分類:オフィス
  • オフィス・おまかせ
  • ディープ・フォーカス
  • ピアノ・ワーク
  • LoFi ジャズ
  • Lo-Fi BEATS
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980円〜
OTORAKU(オトラク)分類:オフィス
  • お仕事クラシック
  • THE コンセントレーション
  • THE モーツァルト
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3,608円〜
モンスター・チャンネル分類:オフィス / 教育
  • 集中BGM
  • ジャズ (インスト)
  • ジャズピアノ
  • カフェで流れるジャズピアノ
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2,068円〜
USEN MUSIC分類:オフィス/事務所
  • オフィスBGM (powered by KOKUYO)
  • Concentration ~働く人の集中力UP~
  • ひらめきをもたらすBGM
  • Lo-Fi Beats for ワークスペース
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6,600円〜※

チャンネルやプレイリストは各社の公式サイトで2026.10.06に確認したものの一部です。季節などで入れ替わることがあります。

※USEN MUSICは公式サイトに月額の表示がないため、約款の料金表の金額(スタンダードPLANのWi-Fiモデル、税抜6,000円)を税込に換算しています。

USEN MUSICには、オフィス/事務所の分類のほかに、目的別の分類もあります。 モンスター・チャンネルには、始業と終業のチャイムを流すツールもあります。

場所や時間帯ごとの曲の選び方

場所や時間帯 合いやすい曲 プレイリストの例
執務スペース(作業中) 歌のないピアノ、Lo-Fi、クラシック 「オフィス・おまかせ」「ピアノ・ワーク」「お仕事クラシック」「集中BGM」
休憩スペース ジャズ、明るめのインストゥルメンタル 「カフェで流れるジャズピアノ」「LoFi ジャズ」
受付やエントランス 落ち着いたクラシックやピアノ 「ジャズピアノ」「THE モーツァルト」

BGM Proの「オフィス・おまかせ」は、作業に集中しやすいミニマルなLo-Fiのインストゥルメンタルと説明されています。 OTORAKUのオフィス向けのコラムは、歌詞のない曲を勧め、休憩スペースでは別の曲を流す考え方を紹介しています。 同じくOTORAKUのコラムは、午前は集中向けのクラシック、夕方はリズムを保ちつつ抑揚を控えめにする、という時間帯での切り替え方も紹介しています。

音量とテンポの目安

BGM Proのオフィス向けの解説では、次の目安を示しています。

  • 音量:40〜50dB
  • 作業中の曲:歌詞のない、テンポ(BPM、1分あたりの拍の数)60〜80の曲
  • 受付やエントランス:来客の第一印象として、執務スペースとは別に考える

40〜50dBは、同じBGM Proの飲食店向けの目安(和食店で50〜55dB、居酒屋で65〜70dB)より小さい音量です。 電話や打ち合わせの声が聞き取りにくくならないか、席に座って確かめながら調整します。

著作権の手続き

従業員向けの利用は、当分の間免除

JASRACの使用料規程(第12節「BGM」の備考)は、事務所や工場などで、主として従業員のみを対象とした利用について、「当分の間」使用料を免除するとしています。 JASRACのよくある質問も、会社や工場で従業員のためにBGMを流す場合は、手続きがいらないと回答しています。

受付や来客スペースは、はっきりしない

免除の条件は「主として従業員のみを対象とした利用」です。 受付や来客スペース、ショールームのように、お客さんに聞かせる場所で流す場合が免除に入るかは、規程にも案内にも書かれていませんでした。 来客の多い場所で流すなら、店舗BGMサービスを使うか、JASRACに確かめておきます。

個人向けサービスは、免除とは別の問題

JASRACの使用料が免除されても、SpotifyやYouTube、Apple Musicのような個人向けサービスは使えません。 これらのサービスの利用規約が、利用を個人の非商用の目的に限っているからです(「Spotifyをお店で流してもいいのか」)。 オフィスでも、業務用のBGMサービスか、市販のCDなどを使います。

オフィスに合うサービスの選び方

執務スペースで歌のない曲を流すだけなら、曲名にこだわる必要は少なく、月額換算980円からのBGM Proのオフィス向けのプレイリストで足ります。 フロアが分かれていて、複数の端末で流すなら、同じ施設の中で端末の台数に制限のないBGM Proが使いやすい作りです(拠点が分かれる場合は、拠点ごとに契約が必要)。 始業と終業のチャイムもBGMと一緒に流したいなら、チャイムの音源まで用意されているのはモンスター・チャンネルです(OTORAKUも、タイマーの機能で合図の曲を決まった時刻に流せると、コラムで紹介しています)。

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参考資料

いずれも2026年10月6日に確認

よくある質問

オフィスでBGMを流すのに、JASRACへの手続きは必要ですか?
事務所などで、主に従業員だけに聞かせる利用なら、JASRACの使用料規程で当分の間、使用料が免除されています。受付や来客スペースで流す場合が免除に入るかは、規程や案内に書かれていません。
オフィスで個人のSpotifyを流してもいいですか?
いいえ。JASRACの使用料が免除されても、Spotifyの利用規約は個人利用と非商業利用に限っているので、事務所のBGMには使えません。使用料の免除と、サービスの利用規約は別の問題です。

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